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令和4年(2022年)10月20日(木) / 日医ニュース

「COVID-19パンデミックにおける医療」をテーマに開催

「COVID-19パンデミックにおける医療」をテーマに開催

「COVID-19パンデミックにおける医療」をテーマに開催

 CMAAOパキスタン総会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、9月23、24の両日に現地及びオンライン会議によるハイブリッド会議として開催された。
 日本医師会からは松本吉郎会長(CMAAO理事)、角田徹副会長、今村英仁常任理事(CMAAO事務総長)、村田真一弁護士(CMAAO法律顧問)がオンラインで参加した。
 参加は、13の加盟医師会(日本、バングラデシュ、香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、ミャンマー、パキスタン、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ)から約50名、欠席は6の加盟医師会(オーストラリア、カンボジア、マカオ、ネパール、ニュージーランド、スリランカ)であった。
 初日の理事会では、冒頭、今村常任理事がCMAAO事務総長に任命されたことが議長より報告された。
 議事では、前回議事録の承認、事務総長報告、財務報告、将来の総会開催地の確認等が行われた。
221020e2.jpg 総会式典では、サルマ・アスラム・クンディパキスタン医師会長による歓迎あいさつ、第38代CMAAO会長であるタイ・ユアン・チウ台湾医師会長による開会あいさつ、オトマー・クロイバー世界医師会事務総長から来賓祝辞が述べられた。
 新会長就任式では、第39代CMAAO会長(2022―2023年)にカジ・ムハンマド・ワジク パキスタン医師会理事が就任した。
 また、CMAAO財務担当役員より今年の夏に起きたパキスタンにおける大規模洪水被害の被災者支援として、CMAAOから義援金3万ドルをパキスタン医師会に贈ることが提案され、全会一致で決定した。
 翌日の総会では、「COVID―19パンデミックにおける医療」をテーマとして、ティープ・サルタン元パキスタン医師会長による第19回武見太郎記念講演が行われた。
 議事では、同テーマに関して、医療界への課題として、医療システム、倫理的慣行、そして生涯教育に与える各影響等を明示し、今後のあり方を提言した「CMAAOカラチ決議」が採択された。
 今後の総会の予定としては、2023年バングラデシュでの開催が確認され、同国医師会のムスタファ・ジャラル・モヒウディン会長がCMAAO次期会長に就任した。
 その他、加盟医師会のカントリーレポート、COVID―19対策、第19回武見太郎記念講演等をCMAAOウェブサイトに掲載し、情報共有を行った。

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