令和4年度第2回医師会共同利用施設検討委員会が2月10日に開催され、(1)第30回全国医師会共同利用施設総会、(2)会長諮問「次世代に託す医師会共同利用施設の使命~かかりつけ医機能支援と医療・保健・介護・福祉の充実~」―について議論が行われた。
第30回全国医師会共同利用施設総会については、あらかじめ委員より提出された分科会報告施設案に基づいて、それぞれ推薦理由等の説明がなされた。検討の結果、ブロック間の公平性を鑑み、案の通り了承された。また、次期担当県は群馬県医師会にお願いすることとなった。なお、開催要領及びプログラム案は4月の日本医師会役員会で協議の上、決定される。
次に、会長諮問に関する議論では、最初に、日医総研の野村真美主任研究員がまとめた平成22・23年度から令和2・3年度までの委員会答申報告書に基づく検討課題について説明がなされ、その後、各委員から提出されたレポートを基に、今回は医師会病院関係を中心に議論が行われた。「若手医師の医師会病院への関心の低さ」や「大学病院からの派遣等医師確保問題」「施設の老朽化」「経営問題」等、活発な意見交換が行われた。
なお、次回は3月17日に開催し、検査・健診センター関係を中心に議論を行う予定である。
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