第４回医療政策会議

　第4回医療政策会議が3月8日、日本医師会館にてオンラインとのハイブリッド会議で開催された。委員16名全員と松本会長はじめ常勤役員12名が出席した。

　当日は議事として、前回に引き続き「保険医の登録、保険医療機関の指定のあり方」が行われた。

　まず佐藤委員より、保険医の自覚が弱い原因、保険診療に熟知していないことによるデメリットについての指摘とその改善策が述べられた。続いて、村上（博）委員より、「医師会が保険医資格を付与することは可能か」について、「それは無理と考える」との意見が述べられた。さらに、松井委員より、「会員増強策として『医師会が保険医指定の権限をもてないか』を考える」についての意見が述べられた。

　3名の意見陳述後、各委員により活発な議論が行われた。

　次回は、「医療法人を含めた医療機関設立法人のあり方」をテーマとして、5月24日に開催予定。