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令和5年(2023年)4月20日(木) / 日医ニュース

ウクライナへの医療支援を目的に新たに2億円を世界医師会に寄附

ウクライナへの医療支援を目的に新たに2億円を世界医師会に寄附

ウクライナへの医療支援を目的に新たに2億円を世界医師会に寄附

 日本医師会は3月22日に開催された令和4年度第13回理事会において、全国の医師会、会員や一般の方から寄せられたウクライナへの医療支援に向けた支援金のうち、2億1300万円を世界医師会に寄附することを決定。
 当日、医療支援活動の報告に招かれたレオニード・エイデルマン テルアビブ大学教授(世界医師会元会長/イスラエル医師会前会長)に松本吉郎会長からその目録を手渡した(写真)
 同教授は、日本医師会の支援金を原資として世界医師会及び協力団体によって設立されたウクライナ医療支援基金の運営委員会委員長として、医療物資の調達及びリビウへの搬送に帯同するなど、活動の全般に関わっている。
 報告の中でエイデルマン教授は、ウクライナ医師会による要請を受けた医薬品、医療物資のリストの紹介と、調達・搬送における実際の活動、NGOとの協力、今後実施する予定の活動等について言及。「日本医師会からの支援がなければ、これだけの医療支援を行うことはできなかった。皆さんのご支援により、何千、何万のウクライナの人々の命が救われている」と感謝の意を示し、「今後も必要な資材を届けていきたい」とした。
 なお、ウクライナへの医療支援については、これまでに、日本医師会から令和4年3月9日に1億円、同年4月1日と21日には既述の支援金からそれぞれ1億円を世界医師会に送金している。

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