令和5年度第1回医師会共同利用施設検討委員会が5月12日に開催され、会長諮問「次世代に託す医師会共同利用施設の使命~かかりつけ医機能支援と医療・保健・介護・福祉の充実~」について、議論が行われた。
今回は、介護保険関連施設関係やかかりつけ医機能支援を中心に、在宅医療・介護連携支援センターやかかりつけ医へのアンケート結果、医師会病院の今後の経営計画など、各委員から提出されたレポートを踏まえて説明がなされた他、肺がん検診の二重読影に関する事例を基に活発な意見交換が行われた。
また、日医総研より、健診データの標準化に向けた取り組みや医療AI導入に向けた社会実装についての説明がなされた。
なお、審議の前に、これまで委員会で検討してきた第30回全国医師会共同利用施設総会の開催が4月25日の本会常任理事会で承認されたこと、参加者予備調査の結果等を踏まえて現地開催とすることとなった旨報告がなされた。
次回は7月21日に開催する予定である。
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