令和5年度第4回医師会共同利用施設検討委員会が1月26日(金)、27日(土)の2日間にわたり、全国で最も医師会病院の多い鹿児島県において開催された。委員のほとんどは現地入りしたが、1名のみ残念ながら都合によりオンライン参加となった。
初日は、仙厳園の中の桜華亭にて、委員会及び懇親会を開催した。委員会では、会長諮問の「次世代に託す医師会共同利用施設の使命~かかりつけ医機能支援と医療・保健・介護・福祉の充実~」への答申案に基づき、各委員から執筆部分の加筆・修正等について説明がなされた後、議論が行われた。
更に、前回委員会の最後に、池田琢哉委員長より指示がなされた「会長諮問に対する提言」について、予め各委員より提出頂いた資料を基に、それぞれ説明がなされた。
委員会での議論を踏まえ、答申案及び提言についての最終的な修正等は、池田委員長及び本間博副委員長に一任されることとなった。
2日目は、霧島市立医師会医療センターの視察を行った。当センターは霧島市が設立し、姶良地区医師会が運営する公設民営で、現在新病院を建設中である。敷地内にある病室のモデルハウスを見学した後、河野院長を始めとする病院関係者、霧島市、設計会社等による意見交換会が行われた。医師会と行政との関係性がよく、医師会病院の運営がうまくいっている成功例として、大変参考になる視察であった。
以上、大変充実した2日間となった。
問い合わせ先
日本医師会地域医療課 TEL:03-3946-2121(代)