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令和6年(2024年)8月20日(火) / 日医ニュース

新紙幣発行に当たり日本銀行より新千円札の贈呈を受ける

新紙幣発行に当たり日本銀行より新千円札の贈呈を受ける

新紙幣発行に当たり日本銀行より新千円札の贈呈を受ける

 新紙幣が発行となった7月3日、松本吉郎会長は日本銀行本店新館で開かれた日本銀行券の贈呈式に出席し、植田和男日銀総裁から新千円札(記番号AA000007AA)を贈呈された。
 日本銀行では今回、新紙幣の発行に当たり、広く国民に公開するなど、新紙幣に関する広報に協力してもらうことを目的として、新紙幣の肖像画に採用された3名にゆかりのある団体等に若い記番号の新券を贈呈しているが、初代会長が北里柴三郎先生であることから、日本医師会もその贈呈先に選ばれた。
 今回の新紙幣の発行を受けて、贈呈式の出席前に日本医師会館で記者会見を行った松本会長は、「これまで千円札の肖像画となっていた野口英世先生に続き、2代続けて医師が肖像画となったことは、医療が社会に欠かせないものという確証であり、医師の社会に果たす責任の重さを改めて感じている」とした上で、北里先生が「予防医学を確立することが近代化である」という非常に強い思いを持っていたことに言及。「予防や健康増進が重要な役割を果たすようになってきており、今後もこの北里先生の志を受け継ぎ、治療を中心とした医療のみならず、予防・健康づくりにも力点を置いた人生100年時代という健康長寿社会の実現に尽力していく」と述べた。
 また、松本会長は千円札が紙幣の中で最も流通量が多く、国民に一番親しまれている紙幣となっていることにも触れ、「日本医師会としても国民に親しまれ、信頼される医師会として、国民の皆さんの生命と健康を守っていく」との決意を示した。

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