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令和6年(2024年)12月23日(月) / 「日医君」だより

第1回診療所における新興感染症対策研修検討委員会(プロジェクト)

 令和6年度第1回診療所における新興感染症対策研修検討委員会(プロジェクト)が12月20日に開催された。日本医師会館での参加が5名、オンラインでの参加が7名であった。

 松本吉郎会長より、委員長に舘田 一博(東邦大学微生物・感染症学講座感染病態・治療学分野教授)が指名され、諮問「診療所の新興感染症に対する総合力を一層高める取り組みの企画及び実践について」が示された。

 松本会長はあいさつの中で、日本医師会では昨年度より、診療所の新興感染症への対応力を一層高める取り組みの一環として、各地域で研修を企画する指導者を育成する目的で、医師会ブロック、都道府県医師会や郡市区医師会のためのモデル研修を開催することを決定し、本プロジェクト委員会を立ち上げ、令和6年3月24日に実際に研修会を開催したことを報告。その上で、今期については、「前回の研修会の結果及び、各地域での新興感染症対策関連の研修会の実施状況・実情等を踏まえつつ、今期の研修会の開催時期、研修会名、研修プログラム、講師、教材、必要な資器材や研修実施方法等の検討及び研修への支援方法等の検討をお願いしたい」と要請した。

 当日は、厚生労働省より新興感染症に係る情報提供がなされた後、舘田委員長より前回の研修会の振り返り、各委員から各地域での研修会の実施状況や課題について報告されるとともに、次回の研修会のあり方について議論が行われた。

 次回委員会は令和7年2月5日に開催される予定である。

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