| 釜萢敏副会長のことをより深く知って頂くために始めたこのコーナー。最終回となる今回は、これまでの歩みや、医療界の未来に向けた思いについてお話を伺った。 |
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Q 医療界の課題解決や社会への貢献を目指し、新たなステージでの挑戦を決意されました。その背景にある思いや、どのような役割を果たしていきたいと考えておられるのか、お聞かせ下さい。
A 令和6年度診療報酬改定に当たって、日本医師会は昨今の物価、賃金の上昇に鑑み、医療従事者の確保をするためにも診療報酬の大幅な引き上げが必要であることを強く主張しました。
これに対して、財務省からは大幅な引き下げが求められ、鋭く意見が対立した状況となりました。
そのため、松本吉郎会長を中心に国会議員の先生方に日本医師会の考えを説明したわけですが、そうした状況の中で改めて組織内候補の重要性を痛感し、その継続性と強化を図る必要があると考えたことがその理由として挙げられます。
Q 今後、どんなことに取り組まれたいですか？
A 組織内候補として、多くの国会議員の先生方に、医療や介護などの現場の状況やさまざまな困難さをお伝えし、理解してもらうことが私の最大の仕事だと考えています。
その他、「これから医療従事者を目指す方々にとって、より良いシステムを構築していくこと」「限りある財源の中で、全体をよく見て、バランスを取りながら、多くの方々の納得の下に必要なところに必要な財源を手当てしていくこと」などにも取り組んで参りたいと思っています。
Q 最後に会員の皆さんに一言お願いします。
A 現在、全国を訪問させて頂いていますが、各地で皆さんに大変温かくお迎え頂いており、深く感謝申し上げます。
これからも会員の先生方の声を国に届けられるよう、頑張って参る所存でございますので、引き続きのご支援・ご協力をお願い申し上げます。
| 日本医師会副会長 釜萢 敏（かまやち さとし） |
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| 群馬県出身、日本医科大卒、高崎市医理事・副会長・会長、群馬県医参与を経て、平成26年に日本医師会常任理事に就任。 令和6年からは日本医師会副会長を務めている。小児科。 釜萢副会長関連SNS オフィシャルサイト：https://www.dr-kamayachi.jp/ Facebook：https://www.facebook.com/people/%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%82%84%E3%81%A1%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%97-%E6%97%A5%E5%8C%BB%E9%80%A3/61565554526871/?ref=embed_page YouTube：https://www.youtube.com/@%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E9%80%A3%E7%9B%9F/videos LINE：https://line.me/R/ti/p/@kamayachi?from=page&accountId=kamayachi |
