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令和8年(2026年)3月20日(金) / 日医ニュース

開催に向けた準備状況や見どころなどを説明

開催に向けた準備状況や見どころなどを説明

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 第32回日本医学会総会第3回記者発表会が2月25日、WEBで開催された。
 本総会は「医学のレジリエンス~みらいへの挑戦と貢献~」をテーマに、大阪の中之島エリアで2027年4月23~25日に学術講演会(学術展示は22日から)を、うめきたエリアで3月20~28日に一般(市民)向け展示を行うことが予定されている。
 冒頭のあいさつで、松本吉郎会長(代読:角田徹副会長)は、少子高齢化や人口減少といった社会構造の変化により、医療を取り巻く環境は大きな転換期を迎えているとした上で、「人生100年時代において、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる社会を構築するためには、国民皆保険を基盤とする医療提供体制の一層の充実が不可欠であり、地域における医療と介護の相互連携、切れ目のない支援体制の確立がますます重要になる」と強調。
 更に、本総会のメインテーマ「医学のレジリエンス」については、医療関係者のみならず、市民や行政、産業界の人々が、共に理解し合った上で、知恵を出し合いながら協力し、医療界の大きな転換期を乗り越えていこうとするメッセージだと受け止めているとし、「一人でも多くの方がこのメッセージの意味を理解し、本総会に参加することを期待している」と述べた。
 門脇孝日本医学会長は、本総会について、領域・分野を横断的に議論できる場であるばかりでなく、わが国の医学・医療が世界へ飛躍するための極めて重要な機会である他、医学・医療の社会におけるあり方や倫理について、市民や社会と対話する貴重な機会でもある点を強調。その上で、現在、144の加盟学会が総会の成功に向けて活動しているとして、日本医学会としても全面的にバックアップしていく考えを示した。
 澤芳樹第32回日本医学会総会会頭は、メインテーマやシンボルマークに込めた想いを述べた後、産業保健委員会の新設などを紹介。また、本総会の見どころ・聞きどころとして、(1)特別講演、(2)各会会長講演・招請講演、(3)座談会「日本の医療」、(4)会頭特別企画、(5)副会頭特別企画―を取り上げ、(1)、(4)では、松本会長が登壇することを説明。更に、(3)に関しては、歌手のさだまさし氏の出演が決定し、ミニコンサートも予定されていることを明らかにした。
 坂田泰史準備委員長は、新設された産業保健委員会を含む11の組織委員会の準備状況について詳説。産業保健委員会においては、研修単位取得セッションの質の向上を図るとともに、現地に加えて、全国にサテライト会場を設置し、講習を実施することで受講者の利便性を高める他、市民向けに「正しい産業医」への理解を深めてもらうための出展を企画していること等を報告した。
 宮川繁学術展示委員長は、今回の学術展示のコンセプトについて、従来の形式にとどまらず、多くの参加者が興味をもって集う場を目指すとともに、参加企業と医療者が情報交換を行うことで、新たなビジネスを展開できるような「情報交換スペース」も設ける予定であること等を説明した。
 また、市民展示については、上野高義市民展示委員長に代わり、澤会頭が解説。「医学のレジリエンス」の名の下、市民が医学の力に関して理解を深め、今後の医学・医療に期待をもてる内容を目指して「いのち健康みらい博2027 いのち輝く、その先へ。」や市民公開講座を開催する予定であること等を紹介した。
 なお、参加費が割引となる本総会への事前登録は既に開始されており、2027年4月8日まで受け付けているので、早めに登録願いたい(詳細は総会ホームページ参照)。
https://isoukai2027.jp/

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