COPDには、頑固なセキやタンが続き気管支が狭くなる「慢性気管支炎」と、肺の組織が破壊されて息切れや呼吸困難を起こす「慢性肺気腫」が含まれます。 どちらも初期には自覚症状がほとんどない場合が多く、ゆっくりと進行して、しだいに重症になっていきます。 呼吸機能の低下が進んで通常の呼吸では十分な酸素を得られなくなると(呼吸不全)、呼吸チューブとボンベの酸素吸入療法なしには日常生活が送れなくなってしまいます。 |
Copyright © Japan Medical Association. All rights reserved. |