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●更年期は女性だけ?
●更年期はいつから?
●症状は?
●治療方法は?
●時には他の病気の時も?
●更年期を克服するには?
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今まで更年期は女性特有なものと思われ、婦人科が中心になって研究が進められていましたが、実は男性にも更年期があり、最近研究されるようになりました。加齢とともに、男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモンが低下すると、男女ともさまざまな不快な症状が出てきます。
女性は閉経を迎える頃になると急速に女性ホルモンが減少します。これを感知した脳は性腺刺激ホルモンを分泌して女性ホルモンの増加をはかろうとしますが、このバランスの乱れで動悸、ほてり、イライラなどの症状があらわれます。
女性は症状が出ると更年期を自覚しますが、男性は更年期の自覚があまりありません。症状が現れても仕事の忙しさに追われ、また、更年期と自覚しないことが多いことから、医療機関に行かない人がいます。
女性の中には、頭痛や動悸がして精密検査を受けたが、「特に異常ありません」と言われ、更年期だから仕方がないと我慢してつらい毎日を送る人もいます。
時には、更年期の症状だと思っていたら、他の病気だったということもありますので、男女を問わず、更年期と思われる症状が出たら一度、医療機関へ行ってみましょう。
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