狭心症と心筋梗塞のちがい狭心症とは?心筋梗塞とは?4つの大敵 心筋梗塞とは? 激しい心臓発作と高い死亡率
原因
心筋梗塞も狭心症と同じように、冠動脈の動脈硬化が原因となります。
血液の流れが悪くなる狭心症とちがって、血管が完全に詰まってしまう心筋梗塞の場合は、その先の心筋の組織に壊死(えし)が起こり、激しい心臓発作を引き起こし、命をおとす危険性があります。
発作が起きてから24時間以内の死亡率が高く、入院治療が必要となります。

症状

発作時は、「えぐられるような」「胸の中が焼けるような」「ナイフで突き刺されるような」「万力で絞められたような」などと表現されるほどの強烈な痛みに襲われ、重い場合は失神することがあります。
圧迫感、吐き気、冷や汗、呼吸困難などを伴い、発作時間は狭心症よりも長く、通常30分以上続くとされます。

発症は命にかかわりますので救急対応が必要です。
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