「きちんとしたものを食べているの?」今年、米寿を迎える祖母に会えば、必ず聞かれる。
“きちんとしたもの”の定義は人それぞれ違うだろう。さしずめわが家では、“体に良い、良いとされるもの”といったところか。
祖母のこんな言葉を聞くと、「忙しい私の身を案じてくれているのだな」と感じ、食材選びの1つ1つが真剣勝負(!?)となる。そして、“きちんとしていそうな”お弁当を作り、仕事場へ向かう。その甲斐あってか、今日も心身共に元気で働いている。
大切な人が自分を気にかけてくれている―。そう思うだけで、人間はより良い自分であろうと、前進していけるのではないだろうか。
まずは、家族に友人に声をかけてみる。そんな、ちょっとした言葉の力、心の波動が大きく広がって、皆の心身の健康に繋がっていくような気がする。
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