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平成27年(2015年)10月20日(火) / 「日医君」だより / プレスリリース / 日医ニュース

中医協委員に松原副会長の起用を決定

定例記者会見

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 横倉義武会長は、10月29日に3期6年の中医協委員としての任期を満了する鈴木邦彦常任理事の後任として、松原謙二副会長を厚生労働省に推薦することを決めたことを明らかにした。
 同会長は、後任の委員に求められることとして、(1)地域包括ケアを構築していくに当たって、診療所の役割がますます重要になるが、現在の診療側の委員は病院関係者が多いため、診療所を実際に開設し、より地域の実情を熟知している医師であること(2)現在、日医推薦の委員が2人とも、外科系であるため、内科系であること─が必要だと考えていたと説明。その上で、松原副会長については、「大阪府池田市で診療所を開設している他、平成18年度の診療報酬改定において、中医協委員として重要な役割を果たしたこともあり、今後の中医協の議論の中でその経験が大いに役立つと考えている」とするとともに、「年末に向けて、財務省や支払側との厳しい攻防が予想されるが、中川俊男副会長と共に、診療側の主戦投手である松本純一常任理事をしっかりと支えていって欲しい」と述べた。
 会見に同席した松原副会長は、「横倉会長のご指導の下、地元で訪問診療等に取り組んでいる経験を基に、中医協でしっかりと現場の意見を述べていきたい」と、今後の抱負を語った。

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