茨城県医師会が主催し、日本医師会、筑波大学医師会、東京医科大学茨城医療センター医師会の共催により、平成30年11月11日(日)、筑波大学附属病院けやきプラザにおいて、茨城県医師会第11回男女共同参画フォーラムを開催した。
今回は茨城県が来年度より県立学校(高校・中等教育学校)5校に医学コースを設置するため、医学部進学を目指す県内高校生にも広報し多くの参加があった。
諸岡信裕茨城県医師会長、原晃筑波大学附属病院長の挨拶の後、平成23年度から茨城県医師会が行っている医師を目指す高校生を対象とした「高校生作文コンクール」表彰式を行った。そして、医学生「なぜ、医師を目指したか」、初期研修医「茨城でキャリア形成をする上で」、後期研修医「茨城の医療機関で働くにあたって」の講演とディスカッション、木庭愛茨城県保健福祉部長による特別講演「女性医師のキャリアを考える~茨城県からの応援メッセージ~」が行われた。
参加者からは茨城県内で地域医療に携わりたい、医師会が若い世代を応援する姿勢が素晴らしいなど好意的な意見が多く上がった。
懇親会で大井川和彦茨城県知事の出席も得られ、挨拶では、「茨城県の医師不足は深刻であるが、出来る限りの手を尽くし」、「医学部進学を目指す高校生に対して環境整備をしているので頑張ってほしい」、「県としても医師会に勤務環境改善支援センター事業を委託し、女性医師の支援体制を整えている」と言葉を掛けていた。大井川知事は高校生と気さくに記念撮影や質問などに答え、終始和やかな会となった。参加者は131名。
(文責 茨城県医師会常任理事 間瀬憲多朗)
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