横倉義武会長は4月4日、当日、東京都で新たに確認された新型コロナウイルス感染症の感染者数が初めて、3桁となる118人になったことを受けて、国民の感染予防に関する取り組みの強化を求める要望書を、加藤勝信厚生労働大臣に提出した。
要望書の中で、横倉会長は、日医が4月1日に、国民に自身の健康管理、感染を広げない対策、適切な受診行動を求めるため、「医療危機的状況宣言」を行ったことを改めて指摘。その上で、東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が118人になったことに危機感を示し、国に対して、医療提供体制を維持するため、医療従事者が全力で取り組めるよう、東京都をはじめとする首都圏において、国民の感染予防への取り組みの強化に一層尽力することを求めている。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて
厚生労働大臣
加藤 勝信 殿 2020年4月4日
日 本 医 師 会 会長 横倉 義武 日本医師会では4月1日に、国民の皆様に、自身の健康管理、感染を広げない対策、適切な受診行動をお願いし、「医療危機的状況宣言」を行ったところです。 本日の報道によれば、東京都内での新型コロナウイルス感染者が新たに118人確認されたとされています。 医療提供体制を維持するため、医療従事者が全力で取り組めるよう、東京都をはじめとする首都圏を対象として、国において国民の感染予防への取り組みの強化に向けて、尚一層ご尽力いただきますようお願いいたします。 |
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