日医では、中川俊男会長が新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた協力を呼び掛ける国民向け動画を制作し、日医ホームページ 新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために【国民の皆様へ日本医師会からのメッセージ 】に掲載した。
動画の中で中川会長は、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染状況について、「以前と比べれば検査の実施数は増えているとは言え、今の感染の状況は見過ごすことのできない事態であり、これ以上感染が拡大すれば、医療提供体制はひっ迫するのではないかと強い危機感を持っている」と説明。
その上で、「ワクチンや特効薬がない中で、感染の拡大を防ぐためには、国民の皆さんの協力がぜひとも必要だ」とし、国民に対して、(1)今一度「うつらない、うつさない」をスローガンとして、「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」といった、いわゆる3密を避ける、(2)飲食の際に大声を出すことや不要不急の外出を避け、マスクをし、こまめに手洗いを行うなど、基本的な感染防御対策の実践とともに、少しでも具合が悪いと感じたら、外出せず、かかりつけ医にぜひ、電話で相談することを求めるだけでなく、「ぜひ、この我慢の時期を一緒に乗り越えていこう」と呼び掛けている。
問い合わせ先
日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代)