令和2年度第2回医師会共同利用施設検討委員会が2月12日に開催され、(1)第29回全国医師会共同利用施設総会について、(2)会長諮問「医師会共同利用施設の今後のあり方―新型コロナウイルス感染症も踏まえて―」について議論が行われた。
第29回全国医師会共同利用施設総会については、あらかじめ委員より提出されたメインテーマ案や分科会報告施設案に基づいて、それぞれ推薦理由等のご説明を頂いた。検討の結果、メインテーマ案としては会長諮問と同じとし、分科会報告施設案についても了承された。また、次期担当県は岡山県医師会にお願いすることとなった。なお、開催要領及びプログラム案は、4月以降の日本医師会常任理事会で協議の上決定される。
次に、会長諮問に関する議論では、各委員からのレポートを基に、今後3回の委員会で医師会病院関係、検査・健診センター関係、介護保険関連施設関係と分けて検討することとなり、今回は医師会病院を中心に議論を行った。若手医師への病院承継や近隣開業医との診療科目での競合など、医師会病院の存在意義に関する問題をはじめ、大学からの医師派遣や高額医療機器の更新、経営問題等多くの課題が出され、活発な意見交換が行われた。
その他、令和3年度の委員会は、第1回5月14日、第2回8月4日に開催されることとなった。
なお、次回委員会は3月26日に開催され、検査・健診センター関係を中心に議論を行う予定である。
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