閉じる

令和3年(2021年)10月20日(水) / 南から北から / 日医ニュース

7人目の家族~ミニチュアダックスフンドのナナ~

 わが家には、ミニチュアダックスフンドの愛犬ナナがいます。上の子二人が小さい頃から犬を飼いたがっていたのですが、下の子二人の世話が忙しくて飼えずにいました。約10年前に鳥取に引っ越してきて家を建てたのをきっかけに、子ども達にきちんとお世話をするという誓約書まで書かせて、室内犬を飼うことにしました。しかし、この誓約書はすぐに破棄され、今では散歩からおしっこの世話まで全て私の仕事になっています。
 「ナナ」という名前は、7人目の家族(うちは子ども4人の6人家族です)と言うことで名付けました。末娘は愛(まな)というのですが、最初の頃は、犬と娘の名前を間違えて大変でした。「ナナ散歩に行こう」と言うと娘が間違えて出てきたり、「ナナ、ここはトイレじゃない」と叱るつもりが、「まな、ここはトイレじゃない」と娘を犬扱いしたりと、なぜこんなややこしい名前にしたのか、ちょっと反省しています。ただ、ナナが来た頃は幼稚園児だった娘が小学生になり、今では犬のように外で元気に遊んでいるので、結局どっちでも良かったのかも知れません。
 私はナナのしつけ担当でもありましたので、今でも私の言うことはよく聞きます(娘は言うことを聞きません)。私の性格的に、我を忘れて可愛がるということもあまりしないのですが、家にいると私の後をずっと付いてきたり、仕事で疲れて帰ってくると喜んで飛びついてきたりと、毎日ナナに癒されています。しかし、ナナが本当に好きなのは決して怒らない義理の母で、義理の母が帰る時は寂しさのためか、何とも切ない声で鳴くのです。私が朝仕事に出掛ける時も鳴くのですが、鳴くというよりも吠えており、たぶん朝の散歩に連れて行けと怒っているのだと思います(最近は時間が無くて、散歩は専(もっぱ)ら夜になっています)。
 このような感じで、ナナとの生活を楽しんでいます。私もナナもいつまでも元気に過ごしていきたいと思います。

鳥取県 鳥取県医師会報 第793号より

戻る

シェア

ページトップへ

閉じる