茂松 茂人 副会長
6月の日本医師会定例代議員会において、副会長に選任・選定頂き、深く感謝申し上げます。
新任の役員として、私に与えられた職務は主に「医療政策、医療保険、介護保険・福祉、救急災害医療、感染症危機管理対策」の他、日本医師連盟等と多岐にわたり、その職責の重さに身の引き締まる思いです。
コロナ禍で明らかになった日本の社会保障の脆弱(ぜいじゃく)さは、これまで推し進められてきた病床数の削減を中心とする新自由主義的な社会保障改革に起因することは明らかです。
更に、高齢者人口がピークを迎える2040年代を見据えると、医療提供体制や給付と負担のあり方をめぐる攻防が一層激しくなることが予想されます。
こうした状況を受けて我々が目指す医療政策を実現するためには、日本医師会が強いリーダーシップをもって積極的に提言し、政府与党に耳を傾けてもらえるよう普段から話し合える関係を築かなければなりません。
松本新会長の下、新執行部が一丸となって国民の命と健康を守るとともに、国民や会員からの信頼を取り戻し、役職員の風通しを良くしながら開かれた日本医師会を目指して全力で取り組んで参りますので、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
年金、医療政策、医療保険、労災・自賠責、介護保険・福祉(認知症を含む)、救急災害医療、医療関係職種、薬事・医療機器、学校保健、産業保健、健康スポーツ、公衆衛生・禁煙対策・がん対策、健・検診、感染症危機管理対策・予防接種、医療安全、治験促進センター |
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角田 徹 副会長
6月25日の定例代議員会において、今回初めて副会長に選任・選定頂きました。心より御礼申し上げますとともに、その職責の重さを痛感しております。総務、財務、広報、情報、学術・生涯教育、地域医療、国際等を担当いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症は引き続き喫緊の課題であり、国と十分な連携を取りながらしっかりと対応して参ります。
また、コロナ禍によって前倒しのように将来の多くの課題がすぐ目の前に迫っています。大きな転換期への移行が早まり、そしてより短期間に対処せざるを得なくなっています。
この2年間は、本当に大変な時期と認識しています。将来の日本の医療提供体制、介護・福祉を含めた社会保障のあり方、ひいては国としての公衆衛生の考え方など、早急に議論を進め、国民同意を得て邁進(まいしん)しなければならない状況と思っています。
そのためにも、日本医師会は強固な組織であり、全国の現場からのご意見を頂き、国との協調によって施策を実現できる集合体でなければならないと考えています。松本吉郎会長を先頭として、組織全体が一丸となって国民、医師、医療関係者等の方々のために活動いたします。
新人の副会長故に不明な点や至らぬ点など多いかと懸念しています。どうぞ種々のご指導やご意見等を頂きたいと思っております。
精一杯努める所存ですので、よろしくご支援の程をお願い申し上げます。
総務、財務、会員福祉、医師国保、医療政策、広報、情報、会員情報(電子認証センター)、医療保険、学術・生涯教育(医学会)、図書館、男女共同参画、地域医療、国民生活安全対策、共同利用施設、外国人医療、先端医療、生命倫理、精度管理、国際、日医総研、女性医師支援センター |
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猪口 雄二 副会長
2022年6月25日定例代議員会において、二期目の副会長に選任・選定頂きました猪口雄二です。代議員の皆様には、心より御礼申し上げます。また、副会長の継続となり、その職責の重さに身の引き締まる思いです。
私は東京都江東区で父の跡を継ぎ、32歳から小規模の病院を運営しており、地区医師会では20年間理事を務めて参りました。また、平成29年より(公社)全日本病院協会長を兼務しております。これまで、中央社会保険医療協議会(中医協)委員、社会保障審議会医療部会委員なども拝命させて頂きました。
今回の新体制においては、第8次医療計画等に関する検討会、地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ、医師の働き方改革の推進に関する検討会など、厚生労働省の重要な検討会などに参加させて頂きます。
超高齢化少子社会において、更に長期化するコロナ禍の中で、更なる地域医療の充実のためには、全ての医療機関や関係職種が一丸となって将来の医療を考え、構築していく必要があります。
日本医師会執行部の皆様と共に松本会長をお支えし、日本の医療、医療界のため誠心誠意努力する所存です。
今後ともご指導の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
税制、医療機関経営、医療政策、医療保険、勤務医、病院、有床診療所、医療廃棄物、環境保健、医師の働き方、精神保健(障害を含む)、周産期・乳幼児保健、小児在宅ケア、医事法制、検案、医賠責 |
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