第２回医師会共同利用施設検討委員会

　令和５年度第２回医師会共同利用施設検討委員会が７月21日、ハイブリッド方式で開催された。

　今回は、地域医療連携推進法人制度に関する講演と、会長諮問「次世代に託す医師会共同利用施設の使命～かかりつけ医機能支援と医療・保健・介護・福祉の充実～」に関する議論が行われた。

　まず、講演では、第１席の厚労省医政局医療経営支援課医療法人支援室山本室長より、「地域医療連携推進法人制度」と題し、現在の制度についての詳細なご説明が行われた。第２席は、医師会も深く関わった好事例として、「地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネット」について、代表の栗谷義樹先生より設立までの経過や今後の課題等に関するご講演が行われた。それぞれご講演の後に、活発な質疑応答が行われた。

　次に、会長諮問に関する議論では、答申作成に向けての項目立て案に基づいて検討がなされ、各委員は10月17日までにそれぞれ分担部分についての素案を提出することとなった。

　次回委員会は11月17日に開催され、答申素案について議論を行う予定である。