日本医師会定例記者会見 9月6・13日
黒瀨巌常任理事は、医療を必要とする外国人患者への支援として、日本医師会ホームページ内に「外国人患者向け医療ポータルサイト」を開設したことを報告した。
同常任理事は、「日本医師会では『外国人医療対策委員会』において、訪日及び在留外国人が安全・安心に滞在して頂けるよう、支援のあり方についてかねてより検討してきたが、このたび新型コロナウイルス感染症の水際対策が緩和されて以降の近況等を踏まえて、訪日及び在留外国人の方が活用できるよう、多言語に対応した本ポータルサイトを開設した」と開設に至った経緯を説明。
現時点では、「英語」「中国語(簡体)」「中国語(繁体)」「やさしい日本語」の四つから言語を選択でき、「AMDA(アムダ)国際医療情報センター」「日本政府観光局」「出入国在留管理庁」「観光庁」がそれぞれ設置している、外国人に向けた支援ページへのリンクが掲載されているとした。
その上で同常任理事は、「外国人患者さんが困っている際に、本ポータルサイトを紹介して頂くことで、支援の一助となればありがたい」と述べ、本ポータルサイトの周知に対する協力を求めた。
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日本医師会地域医療課 TEL:03-3946-2121(代)