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令和6年(2024年)1月26日(金) / 「日医君」だより

武見プログラム設立40周年記念シンポジウムの動画を公開

 ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラムとは、武見太郎元日本医師会長がハーバード大学公衆衛生大学院(HSPH)のハワード・ハイアット学長と対談した際、「これからの医療提供を考えるには、いかに医療資源を開発していくか、そしてその医療資源をどのように配分するか(医療資源の開発と分配)が大事である」ということを述べたことに同学長が感銘を受け、1983年、HSPH に寄付講座として設立した学際的なプログラムです。

 毎年、世界各国より10名程度の中堅の専門家・研究者がフェローとして選考され、国際保健や医療政策に関する研究活動を行っています。プログラム修了後、フェローは世界各国の幅広い分野で活躍しています。

 昨年、本プログラムが設立されてから40年となることを記念して、11月11日には日本医師会館大講堂で「デジタルヘルス:地域医療にとっての機会と課題」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。

 シンポジウムでは、後藤あや福島県立医科大学総合科学教育研究センター・大学院医学研究科国際地域保健学教授(今年1月に武見プログラム主任教授に就任)や、約40年にわたり武見プログラムの主任教授を務めてきたマイケル・ライシュハーバード大学T.H.Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラム名誉教授、日本医師会の長島公之常任理事らが講演を行った他、複合危機の時代におけるデンタルヘルス、デジタル時代の共生とジェンダーなどをテーマとして、活発な討議が行われました。

 このほど、日本医師会では、その時の模様を収録した動画を、ホームページ内に設けた下記の特設サイトで公開を始めました。動画は2024年7月31日までの限定公開となっていますので、早めにご覧下さい。

 なお、講演部分に関しては、日本医師会公式YouTubeチャンネルにも後日に掲載する予定でおりますので、併せてご覧下さい。

<日本語版>
ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院 武見国際保健プログラム設立40周年記念シンポジウム

<英語版>
Harvard T.H. Chan School of Public Health Takemi Program in International Health 40th Anniversary Symposium

デジタルヘルスをテーマに今後の社会のあり方を語る(日医ニュース2023年12月5日号)

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