日本医師会は新紙幣が発行された7月3日、日本銀行から若い記番号の日本銀行券が贈呈されたことを受けて、別掲のコメントを発表した。
初代日本医師会長・北里柴三郎先生が肖像画となった新千円札紙幣について
令和6年7月3日 公益社団法人 日本医師会
プレスリリース 7月3日、日本医師会初代会長である北里柴三郎先生が肖像画となった新千円札紙幣が発行されました。 本日、日本銀行発券局より、北里柴三郎先生に関係が深い日本医師会に対し、新しい日本銀行券(「AA000007AA」の千円券)が贈呈されました。 これまで千円札の肖像画となっていた野口英世先生に続き、2代続けて医師が肖像画となったことは、医療が社会に欠かせないものという確証であり、医師の社会に果たす責任の重さを改めて感じています。北里先生が日本医師会の会長となった20世紀初頭は感染症が主な死因の一つでありましたが、それから約100年の時が経過し、再び新型コロナウイルス感染症という脅威にさらされたことは記憶に新しいところです。 北里先生は『予防医学を確立することが近代化である』という非常に強い思いを持っておられたと聞いていますが、予防や健康増進が重要な役割を果たすようになってきており、今後もこの北里先生の志を受け継ぎ、治療を中心とした医療のみならず、予防・健康づくりにも力点を置き、人生100年時代という健康長寿社会の実現に尽力していきたいと考えております。 千円札はお札の中で流通量が最も多く、国民に一番親しまれているお札であることから、日本医師会としましても、国民に親しまれ、信頼される医師会として、国民の皆様の生命と健康を守ってまいります。 |
◇定例記者会見「初代日本医師会長・北里柴三郎先生が肖像画となった新千円札紙幣について」【日医君だよりNO.1186/R6.7.3】
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