新年に入ってからもインフルエンザの感染拡大が継続し、抗インフルエンザウイルス薬等、特にオセルタミビルリン酸塩製剤に関しましては一部供給に偏在が生じ〔詳細は発文書の日医発第1738号(技術)(健Ⅱ)(地域)等をご参照下さい〕、地域医師会及び会員の先生方から不足感があるとの声を頂いています。
日本医師会としましてはこれらの状況を受け、厚生労働省に対して、治療薬等の不足・偏在を速やかに改善してもらえるよう強く申し入れを行うばかりでなく、感染拡大下においては医療現場で混乱なく診療が行えるよう、その対応の強化を求めているところであり、日本医薬品卸売業連合会に対しても、供給偏在が無いよう、安定供給に向けた取り組みへの対応を強く要望いたしました。
会員の先生方におかれましては、引き続きの対応とともに、地域における更なる情報がございましたら、日本医師会にご連絡頂きますようお願いいたします。