第4回医療政策会議が3月12日、日本医師会館にて開催された。委員17名全員と松本吉郎会長はじめ常勤役員16名が出席した。
当日は議事として、(1)医療政策会議報告書 第1回報告「社会保障の安定財源をどう確保するのか」、(2)診療報酬改定の在り方 ~現状の問題点~―が行われた。
(1)では、2回にわたる議論を受けて取りまとめられた「医療政策会議報告書第1回報告『社会保障の安定財源をどう確保するのか」について、柵木充明議長から松本会長へ手交された。
(2)では、「診療報酬改定の在り方 ~現状の問題点~」について議論が行われた。まず松村誠委員より、「単価1点10円が本当にいいのか」「甲表・乙表と控除対象外消費税問題」について説明がなされた。続いて、八田昌樹委員より、「診療報酬改定時のイヤーマーク(政策)について」「診療報酬改定の指標について~例えば物価・人件費への対応~」について説明がなされた。その後、各委員により活発な議論が行われた。
次回は、引き続き「診療報酬改定の在り方 ~現状の問題点~」をテーマとして、5月30日に開催予定。
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