城守国斗常任理事は4月28日の臨時記者会見で、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、「うつさない!うつらない!」を合言葉にしたキャンペーン活動の第2弾として、医療従事者への風評被害に理解を求める国民へのメッセージ動画に続き、国民に対して感染拡大防止に向けた取り組みを求める動画を公開したことを報告した。
本動画では、本会会長の横倉義武の他、今回のキャンペーンに賛同頂いたノーベル賞受賞者の山中伸弥京都大学iPS細胞研究所長、俳優の斎藤工さん、タレントのゆきぽよさんに出演頂き、それぞれの立場から国民に対して感染拡大の防止に向けた呼び掛けをしてもらうものとなっている。
城守常任理事は、緊急事態宣言後においても新型コロナウイルス感染症の感染患者が日々増えている状況にあり、各地域の医療従事者はその治療や感染防止に向けて全力で取り組んでいるが、医療崩壊を防ぐためにも感染患者を減らすことが不可欠となることから、国民に対して更なる協力を求めるために今回の動画を公開したと説明。今後も実際に営業を自粛している方々の声や協力頂けるタレント等の動画を掲載していく予定であるとした。
その上で、「本動画をご覧頂き、国民の皆様の行動変容につながることに期待したい」とし、マスコミに対しその周知への協力を求めた。
また、斎藤さんからは、自身が企画主催されている移動映画館「シネマバード」のバスタオルを医療従事者のために寄贈されたことも紹介し、改めて感謝の意を示した。
なお、本動画は、日医ホームページに掲載する他、日本医師会公式YouTubeチャンネルなどでも配信し、幅広く国民に周知を図っていくことにしている。
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