第7回学校保健委員会が2月3日、日本医師会館にてオンライン会議形式で開催された。20名の委員の内、18名の出席があった。
当日の議事は、(1)文部科学省からの行政報告、(2)令和4年度学校保健講習会の企画、(3)報告書案に対する検討および答申手交に向けた段取り― が行われた。
(1)の文部科学省からの行政報告では、昨年末から急拡大している新型コロナウイルス感染症のオミクロン株に対する児童生徒等の状況とマニュアル改訂の紹介、政府補正予算での学校保健分野に関する内容―について説明があり、関心の高い事項でもあることから活発な意見交換があった。
(3)の諮問に対する検討については、答申起草のためのワーキンググループ委員が示した報告書案の総論部分に対応する整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、児童青年精神関係、小児生活習慣病関係、皮膚科、産婦人科からの健康教育に関する論点が示された。併せて答申手交に向けた段取りについても議論が行われ、答申取りまとめについては正副委員長に一任された。
なお、今回が今期の最終委員会であることから、出席委員全員が委員会参加への感想と学校保健に対する思いを一言ずつ述べ、閉会となった。
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