日本医師会定例記者会見 3月18日


松岡かおり常任理事は、日本医師会ドクターサポートセンターのリニューアルについて、これまでの経緯と今後の展開を説明した。
同常任理事はまず、昨年9月10日の記者会見で報告した厚生労働省の「医師偏在是正に向けた広域マッチング事業」を受託後、全国的なマッチング機能の強化を目的に、都道府県医師会や行政が運営するドクターバンクとの業務提携を推進。具体的には、求人情報の共有と求職医師の掘り起こしを行い、地域のドクターバンクと連携しながらマッチングを進める仕組みを構築してきたと説明。その結果、既に提携済みの地域のドクターバンクとハローワークを含め、4月1日より計12の事業体と業務提携を行う見込みであることを報告。更に、令和8年度以降も業務提携先ドクターバンクの拡大を図る方針を示した。
また、昨年11月1日に改称した日本医師会ドクターバンクの実績については、医療機関に向けてチラシを配布するなどの広報活動により、新規登録医師数や登録医療機関数が大幅に増加、従来は女性医師が中心であった登録者の男女構成に関しては、10月以前の新規登録数は8割が女性であったのに対し、11月以降は7割が男性となったことを報告。その一方で、急激な登録の増加にコーディネーターの処理が追い付かず、成約件数の増加にはまだ至っていない現状を説明した。
更に、同常任理事はこうした取り組みに加えて、本年4月1日よりドクターサポートセンターのWEBサイトを新設するとともに、ドクターバンクシステムを含めた全面的なリニューアルを実施することについても言及。新WEBサイトでは、「ワークライフサポート」「日本医師会ドクターバンク」「地域のサポート情報」「相談窓口」の四つのボタンをトップページに配置し、利用者が必要な情報へアクセスしやすい構成にするとした。
特に、「日本医師会ドクターバンク」に関しては、「日本医師会ドクターバンクについての理解を促しながら求職者・求人施設登録ページへ進むことができる設計とし、途中で離脱することのないよう、使い勝手の良さを追求した」と強調した。
最後に松岡常任理事は、「地域医療に関心のある医師の掘り起こしや、医師偏在地域への医師マッチングのためにも、日本医師会ドクターバンクの認知度を向上させることで求職者・求人施設の登録数が増え、多様な選択肢が生まれることが重要」とした上で、「令和8年度も効果を見極めながら各種広報施策を実施し、医師・医療機関から、『マッチングなら日本医師会ドクターバンク』と想起してもらえるよう取り組みを行っていきたい」と意欲を示した。
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問い合わせ先
日本医師会ドクターサポートセンター TEL:03-3942-2850



