松本吉郎会長をより多くの方に知ってもらうために開始したこのコーナーの第2回目は、松本会長の子どもの頃の話や趣味などについて紹介する。 |
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Q小さい頃はどんなお子さんだったのですか?
A 小学校に入学するまでは、勉強もせず、川や海、山などで遊んでばかりいる子どもでした。
とにかく元気いっぱい遊んでいたことしか覚えていません。
Q子どもの頃に影響を受けた本などはありますか?
A 『トム・ソーヤの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』などは、子どもの頃に楽しく読んだ思い出があります。
もう少し大きくなってからは、フランスのモーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズを全巻読破したことを覚えています。
Q学生時代に得意だった科目はありますか?
A 得意と言っても大学受験レベルの話ですが数学です。あとは、日本史と漢文が好きでした。
一時期は、大学の数学科に入学したいと思っていたぐらいです。
Q今のご趣味は何ですか?
A 日本のお城めぐりです。
日本には五つの国宝のお城(松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城)があるのですが、どのお城を訪れた際にも感動しましたし、地方の小さな、あまり有名でないお城を見ても先人の方達の残したものには何かすばらしいものがあって、いつも感動しています。
また、中学、高校の時には、陸上競技をやっていたので、陸上競技をテレビで見るのも好きで、生で見ることができない時には録画して見たりしています。
月刊『陸上競技』という雑誌があるのですが、50年間購読していまして、この雑誌を見ることが私の心の癒しの一つになっています。
陸上で言えば駅伝も大好きで、正月に全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)や、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を見ていますし、以前には『埼玉県医師会誌』に箱根駅伝の観戦記を2回書いたこともあるくらいです。
祖父が相撲が大好きだった影響もあって、相撲を見るのも大好きで、小学校の低学年ぐらいから好きな力士の名前を覚えたりしていました。
今ではなかなか生中継で見ることはできませんので、場所中は午後6時を過ぎると携帯でその日の勝敗を見たりしていますし、場所後には次の場所の番付予想をしたりして楽しんでいます。
その他、趣味とまでは言えないかも知れませんが、ゴルフは日本医師会に来るまでは月に1回ぐらい、日本医師会に来てからは年に1回ぐらいとなってしまいましたが、コースに出ています。
Q会長になってからも診療は続けられているのですか?
A 今でも時間がある時にはですが、朝6時から2~3時間診療してから日本医師会に来ています。
「日本医師会の会長になったのだから、もっと大きな仕事をしなさい」と言われる方もいますが、国にさまざまな政策を提言するにしても、現場の感覚を持っていることが必要だと思って、診療を続けています。
患者さんが喜んでくれる姿を見るとうれしいですし、これからも時間の許す限りにおいて、診療は続けていきたいと思います。