県外に暮らす次女から「長女が1歳になって読み聞かせをするから、昔読んでくれた青虫の絵本とかを何冊か送って」と連絡があった。
確かに幼い頃に読み聞かせをした記憶はある。
「よくもまあ、そんなに小さい時のことを覚えているものだな」と感心しながら、本棚から何冊かの絵本を引っ張り出した。
結構多くの絵本に見覚えがある。我ながら「この頃は真面目に父親をしていたな」と感心する。幼稚園児や小学生が読むような本には見覚えはないが、読んだ形跡はある。
ちょうど開業したての頃で、あまり家の方を向いていなかった時期だ。たくさんの読書をしていたのだろう。そういえば結婚式のスピーチで「中学校や高校時代に反抗してごめんなさい」というくだりがあったけど「そうだったの?」と思い、そのおかげで泣かずに済んだ。
今考えると「多分、それ以降も家の方を向いてなかったのかな」と反省しきりだ。
絵本の話に戻ろう。黒電話よりスマホ、わらじよりもスニーカーだろうと思い、最新の絵本を探しに本屋に直行する。
しかし、主人公はアンパンマンとかだ。やはりアンパンマンよりお地蔵さん達に風情があると思い直して、本棚にあった20冊程度の絵本の発送準備を済ませた。
あと何年かしたら、連絡が来る前に、幼稚園の頃に読んだ本をサプライズで送ろう。
(グレートさくら)



