2013年10月31日
南海トラフ大震災を想定した衛星利用実証実験(防災訓練)の実施について
平成25年10月30日
日 本 医 師 会
日 本 医 師 会
南海トラフ大震災を想定した衛星利用実証実験(防災訓練)の実施について
このたび、公益社団法人日本医師会(日本医師会)は、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)および独立行政法人情報通信研究機構(NICT)とともに、下記の通り「南海トラフ大震災を想定した衛星利用実証実験(防災訓練)」を実施することにいたしました。
日本医師会およびJAXAは、本年1月に「超高速インターネット衛星『きずな』を用いた災害医療支援活動における利用実証実験に関する協定」を締結しております。また、NICTおよびJAXAは、共同で超高速インターネット衛星「きずな」を共同で開発し、東日本大震災の際の通信回線提供等、協力して実験を推進してまいりました。
今回の実証実験は、これら関係機関の取り組みを結集した最初の取り組みで、大災害時に地域の医療を担う都道府県医師会と日本医師会が協力して取り組むものです。
日本医師会は、JAXAおよびNICTの協力の下、今回の実証実験を通して、災害時における多元的なインターネット通信手段の確保を図るとともに、インターネットを利用した災害医療支援活動の検討を行っていく方針です。
記
南海トラフ大震災を想定した衛星利用実証実験(防災訓練)
- 日時:平成25年11月20日(水)14時~16時30分(予定)
- 場所:
・都道府県医師会:日本医師会TV会議システム(V-CUBEミーティング)による参加(原則)
・日本医師会:日本医師会館内 - 実施方法:
・愛知県医師会、兵庫県医師会、香川県医師会に、「きずな」の送受信アンテナを設置
・日本医師会TV会議システムにより、TV会議を開催 - 参加者 都道府県医師会災害担当理事
- 主な内容:
・日本医師会・都道府県医師会によるTV会議(JMATの派遣等)
・クラウド型災害医療情報システムによる避難所や被災患者等の情報共有
■お問い合せ先:日本医師会地域医療第1課: