医師のみなさまへ

2020年12月21日

都道府県医師会からの地域住民のみなさま・医療機関のみなさまに向けたメッセージ

都道府県医師会からの地域住民のみなさま・医療機関のみなさまに向けたメッセージ(令和2年12月21日)

都道府県
会長
メッセージ
北海道 長瀬  清 本年4月より「緊急事態対応における北海道医師会・病院団体等との連携協議会」を立ち上げました。12月14日に記者会見を行い、「医療緊急事態宣言」を表明しましたので、以下、その抜粋を記載します。まもなく年末年始を迎えます。このままでは新型コロナウイルス感染症の新規感染者数がピークを迎える可能性があります。これ以上、医療現場の負担が増えるようなことになれば、助けられる命も助けられなくなります。医療現場を守り医療崩壊を防ぐのは皆さん一人一人の行動にかかっています。三密を回避し、手指消毒、マスク着用、換気の励行など予防策を徹底し、皆さんで感染者増加を防ぎましょう。
岩 手 小原 紀彰 病院クラスターが発生した場合の支援(特に看護職)に苦慮しております。圏域内の他の病院から支援頂いておりますが、支援元の病院に対する助成(経費など)の仕組みがないため、本県独自で予算化して頂きました。このような場合の国の助成策があれば助かると感じております。 また、常日頃より県行政と県医師会が連携して感染拡大阻止や、感染者の治療に全力で取り組んでおりますが、風評被害が本県でも頻発しております。この点についても地域住民の皆様のご理解をお願いしたいと思っております。
宮 城 佐藤 和宏 宮城県民の皆様へ 12月16日に宮城県知事、仙台市長と私、安藤仙台市医師会長の4者でコロナの感染防止に関する共同記者会見を行い「宮城県新型コロナ危機宣言」を行い、静かな年末年始をと訴えました。11月19日には「宮城県医療危機的状況宣言」を行っています。 しかし、コロナ慣れ、コロナ疲れなのか、私たちの切実な要請は県民、ことに若い世代にはほとんど届いていません。動画でも訴えています。本会ホームページを是非ご覧ください。
山 形 中目 千之 1.「感染しない、感染させない」これこそが医療従事者への最大の支援です。 2.雪が解ける来年の春までは、新型コロナ対策を徹底した生活をお願いします。 3.軽率な行動が医療を崩壊させ、大切な人の命を奪ってしまうことを忘れないでください。
福 島 佐藤 武寿 11月から12月にかけての感染者の急増により、コロナ患者の受入れ病床が逼迫しています。医療人材も含め限られた地域の医療資源を崩壊させないためにも県民の皆様、事業者の皆様には、年末・年始における感染拡大の防止の徹底に最大限の協力をお願いします。
茨 城 四師会 県民の皆さまへ 四師会からのメッセージ ~新型コロナウイルスの今を乗り切るために~ 1 三密を避け,手洗いやマスク着用を励行しましょう 2 熱があり受診するときは,必ず,かかりつけ医療機関に電話をしてからにしましょう 3 過度な受診控えをせず,心配な場合はかかりつけ医療機関に相談しましょう 4 誹謗中傷は,絶対にやめましょう 5 気持ちがつらいときは,声をあげて助けを求めましょう
栃 木 稲野 秀孝 冬になって新型コロナウイルスの勢いが強まっています。栃木県においても医療崩壊の足音が聞こえます。 ステイホーム! マスク着用! 大切な人を守るために。あなた自身を守るために。 今こそ毎日の行動を見直しましょう。 もはや一刻の猶予も許されません。
群 馬 須藤 英仁 群馬県民の皆様、県内でも新型コロナウイルス感染症が拡大し、その勢いが止まりません。今が感染の連鎖を止める時です。 今日は、大切な人を守るため、新型コロナウイルス感染症の3密対策を徹底して、楽しい会話ができる日々を共に待ちましょう。 医療従事者、医療機関は県民の皆様と共にあります。
埼 玉 金井 忠男 「うつらない」より「うつさない」に注意を払ってください。 自分が感染者であるかもしれないと考え行動してください。 診療・検査医療機関を公表しているので異変を感じたら直ちに連絡し、受診・検査を受けてください。
東 京 尾﨑 治夫 感染者数が、1日1000人を超えることも必ずしも悪夢とは言えない状況の東京です。これ以上感染者が増えると、高齢感染者の増加に伴い合併症を持つあるいは要介護の感染者が増える中で、重症者のみでなく、中等症・軽症の患者さんの治療も難しくなってきます。通常医療にも既に種々の悪影響が出ています。医療者の心身疲労もピークです。 この医療の危機的状況を理解していただいて、特に若い世代の方の感染機会を減らす一層の努力を切にお願いします。
神奈川 菊岡 正和 新型コロナの第3波は収まる気配がありません。神奈川県の現状は、重症者は12/17には50人に達し、直ちに稼働できる即応病床76床を分母にした病床利用率は65%を超えて病床を確保するのが困難な状況になってきました。県発表の病床利用率は最大確保病床200を分母にしている現実味のない数字で、現場の感覚とは大きなずれがあります。本県の情勢は、本会ホームページ内「かながわコロナ通信」に掲載しておりますので、ご一読ください。
石 川 安田 健二 新型コロナウイルス感染予防に向けて、地域住民の皆様の日頃のご協力に感謝申し上げます。 現在、石川県の新型コロナウイルスの感染者数は10人近くで推移しておりますが、爆発的な数字ではありません。しかしながら、寒い時期を迎え室内での生活が増え、3密が生まれやすくなります。また年末年始は人の出入りが多くなります。 医療従事者一丸となりこの難局に立ち向かっておりますが、地域住民の皆様におかれましても、さらなる感染予防にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
福 井 池端 幸彦 ご承知のとおり、年末に向い全国的に想定を大きく上回る数の感染者が発生しており、地域によっては医療提供体制が崩壊寸前まで逼迫しております。皆様方の温かいご支援もあり私達医療従事者も全力で頑張っておりますが、何と言っても医療従事者への何よりの応援は、やはり感染者を一人でも少なくすることに尽きます。どうか「うつらない、うつさない」を合い言葉に、年末年始に向けて更なるご協力を心よりお願い申し上げます。
山 梨 今井 立史 県民の皆様には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け最大限のご協力頂き感謝申し上げます。しかし、本県の医療提供体制も厳しさを増しており、間もなく一年間で最も医療提供体制が脆弱な年末年始を迎えます。今日からの取り組みは、年末年始に結果として現れます。穏やかなお正月が迎えられるかは、ひとえに県民の皆様一人ひとりのご協力にかかっていると言っても過言ではありません。今日の我慢は、明日の幸せ。
長 野 関  隆教 長野県では北信圏域に新型コロナウイルス感染者が急増しており、その収容先病院長から現状を報告いただきました。 1.まず感染者を増やさない。1名の入院で通常の3~5倍の負担がかかっている。医師・看護師・臨床検査技師・診療放射線技師・臨床工学士等には特に負担がかかっており、全員疲弊の極に達している。 2.もしも院内感染が発生すれば即この地域の医療崩壊となるので特に警戒している。
岐 阜 河合 直樹 岐阜県においても、新型コロナウイルス感染症患者が急増しています。そのため、病床利用率が急上昇しており、地域の医療提供体制が危機に瀕しています。今、感染拡大を防ぐことができないと、必要な患者さんに必要な医療を提供することができない事態に陥ります。助かる命が、助けられなくなるかもしれません。年末年始に向けてあらゆる場面において、今まで以上の感染予防対策を、心掛けるようお願いいたします。
静 岡 紀平 幸一 静岡県では観光業が一大産業ですが、感染症の蔓延状況をふまえ、今しばらく県外からの往来は少なくしたいところです。人口的には全国で10番目の都道府県ですが、地理的に東西に長いことで医療機関は分散しがちで、感染症患者の急増対応には限界もあります。県内の医療従事者は昼夜を問わず献身的に働いていますが、病床数をさらに増やすより患者数が減ることの方が静岡県の医療を長期的に守れるということを、ご理解ください。
愛 知 柵木 充明 止めようコロナ。医療者の年末に向けたメッセージであり、国民に向けたお願いです。一人一人がコロナを怖がっていた時の行動を思い出してください。どこにコロナが潜んでいるか疑って行動してください。万が一感染してしまった時に安心して医療が受けられる体制を維持すること、それを作れるのは一人一人の責任ある行動にかかっています。家族に感染を広げない。そんな気持ちで他の人にも接する行動こそ「止めようコロナ」につながります。
滋 賀 越智 眞一 (1)新型コロナウイルス感染予防に向けて、地域住民の皆様の日頃のご協力に感謝申し上げます。しかしながら、全国的には想定を上回る数の感染者が発生し、医療提供体制が逼迫している地域が多くなってきています。医療従事者一丸となりこの難局に立ち向かっております。 いまや、いつだれがどこで感染、発症してもおかしくない状況ですので、どうか地域住民の皆様におかれましても、さらなる感染予防にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。 (2)発熱等の症状で医療機関を受診される際は、ほかの患者への新型コロナウイルス等の感染拡大を防ぐため、受診にあたっては次の点にくれぐれもご注意をお願いします。 1. いきなり医療機関の玄関を開けて入らずに、必ず電話をかけて医療機関の指定する方法で受診してください 2. 手洗いとマスクの着用をお願いします
京 都 松井 道宣 京都府でも新規感染者が急速に増えている状況です。感染者がこのままのペースで増えると重症者を治療する病床が足らなくなり、適切な医療が行えなくなります。 年末年始にかけて感染者が爆発的に増加しないよう、今からの行動が大切です。 不要不急の会食は控えてください。 ウイルスは主に口から侵入します。マスクと手の消毒をしっかりとしましょう。 今年の年末年始はもう一度ステイホーム。家族で過ごしてください。
兵 庫 空地 顕一 今兵庫県では、新型コロナ対応病床が全国的にも一番逼迫している状態ですが、危険な自宅療養は避け、陽性者には医療の目が届くことを原則に、入院ベッド、またそれをカバーする軽症者対応の「宿泊療養施設」の拡充を進めています。 しかし、年末年始にかけての施設・人員体制にも限りがあり、これ以上の感染拡大を防ぐことが先決です。そのためには、国民の皆様の家庭内も含めた一層の感染防止対策の徹底を切にお願い致します。
奈 良 広岡 孝雄 平素より新型コロナウイルスの感染予防にご協力いただき厚く御礼申し上げます。 感染症が人の移動によって拡大するのは「自明の理」です。できれば我慢の年末年始をよろしくお願い申し上げます。また、必要なお出掛けの際は、フィジカル・ディスタンス、マスクなどの咳エチケット、手指衛生など「凡事徹底」、平凡な事を非凡にやり続けてください。 来年の今頃は、きっと今年と違う日々が戻っています。力を合わせて頑張りましょう。
鳥 取 渡辺  憲 新型コロナウイルス感染予防に、地域住民の皆様の日ごろのご協力に感謝申し上げます。 年末年始は全国的に医療が手薄になります。最前線でコロナ感染症の診療にあたっている全国の医療従事者とともに住民の皆様も一緒にコロナと闘いましょう。 感染を減らすため、今年のクリスマス、年末年始は家族のみでゆっくり過ごしてください。また、オンラインでの家族の団らんも、きっと楽しいものになると思います。
島 根 森本 紀彦 コロナ感染が拡大する中で医療関係者や感染された方などへの誹謗中傷や差別、それによる風評被害が後を絶ちません。 また、SNSなどを通じて根拠のない噂話や非難などが拡散されています。 医師や看護師の子供が通園差別を受けたり、感染者の家族が転居を余儀なくされたなどの例もあります。 国民すべてが差別や中傷をしないというフェアな態度で臨むことが出来れば、逼迫した医療現場に少しでも明るい光がさしてくるでしょう。
岡 山 松山 正春 岡山県の実情を訴える クラスター多発!岡山県では21日現在、感染者は1000人を超え、延べ1082人となった。10月20日以降の32日間で感染者数は850人を超え、感染ペースは加速。不幸にも死亡者は12人となり、全てが高齢者。今後さらに、重症化しやすい高齢者の感染が急増すれば、危ういバランスで保たれている病床稼働率も一気に悪化し、医療崩壊する恐れも。人の移動が盛んになる年末年始を控え、国は国民へ行動自粛を要請する強制力を持ったメッセージを発信することを期待する。 まず首相自らが、危機意識を持ち、率先垂範してほしい。
広 島 松村  誠 広島県では、感染が急拡大しております。特に広島市では人口10万人当たりの新規感染者数が東京都を大きく上回る状況であり、その上、救急等を担っている基幹病院でクラスターが発生するなど、医療崩壊が目前であります。 県民の皆様には、医療従事者が身を粉にしてこの難局に立ち向かっていることを理解いただくとともに、自身のさらなる感染予防に協力いただきますよう、お願いいたします。「あなたを守ることが医療を守ります」
山 口 河村 康明 新型コロナウイルス感染症の拡大予防に対して、県民の皆様の日頃からのご協力に感謝申し上げます。今秋以降、全国的に陽性者が増加しており、感染が拡大していない地域でも、予断を許さない状況が続いています。これから年末年始は、多くの方々が移動し、集う時期を迎え、感染リスクも高まります。県民の皆様には、地域の感染状況に鑑みて、年末年始の過ごし方を今一度検討され、命を守る行動にご協力をお願いいたします。
徳 島 齋藤 義郎 現在の感染拡大の勢いを止めるには、国民全ての皆様の力を結集することが不可欠です。現在感染の少ない地域においても、決して例外ではありません。若い方々においても重症化や後遺症の残る例も見られています。現在の医療機関の逼迫した状況をご理解くださり、医療崩壊を防ぐためにも、自分だけは大丈夫と思わず、大切な家族や友人の命と健康を守るために、今一度感染予防対策を徹底してくださるよう切にお願いします。
香 川 久米川 啓 香川県内の新型コロナウイルス感染状況は、急激な感染拡大にまでは至っておりませんが、医療機関の職員は相当に疲弊しています。 年末年始に帰省される方や旅行者をお迎えする皆様、事業者の皆様お一人おひとりが、感染防止対策を徹底するとともに、今一度、ご家族等と年末年始の過ごし方についてご相談していただくようお願いいたします。 医療従事者は、一丸となり、この難局に立ち向かっています!
愛 媛 村上  博 「ただの風邪だろう」‥楽観が往来し、多くのかたが亡くなりました。別れの言葉がかけられない家族の悲嘆や、思わぬことでこの世を去る患者さんの無念に思いをいたしましょう。医師も看護師も「命を危険にさらしながら」感染の恐怖に耐え疲労しきっています。今のままでは、助けられる命も助けられない。がんの手術も延期、救急患者さんも受け入れできない‥コロナだから仕方ないと言えますか?私たちはチームです。皆の努力で助け合いましょう。約束です。皆さん、いったん停まりましょう。コロナを止めましょう。心からのお願いです。
高 知 岡林 弘毅 県内では、新型コロナの急激な感染拡大に伴い、医療提供体制が逼迫しています。このままの状況が続けば、コロナ以外の一般診療はもとより救急医療への影響も避けられなくなります。医療従事者は、一丸となってこの難局に立ち向かっておりますが、どうか県民の皆さんも、自分をそして周りの大切な人たちを感染から守るため、「かからない、うつさない」を念頭に、より一層の感染予防に努めていただきますようお願いいたします。
佐 賀 松永 啓介 新型コロナウイルス感染症予防対策については、県民の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。多くの地域で新規感染者数・重症者数の増加が更に強まり、過去最多の水準となっています。幸いにして佐賀県では逼迫しているという状況ではありませんが、緩やかに感染が拡大しているようです。医療界も一丸となってその対応に努めています。今後共、より一層の基本的な感染防止対策の徹底にご協力をお願い致します。
長 崎 森崎 正幸 今回の第3波の感染拡大では、飲食店、施設等のクラスター発生により、長崎県でも入院患者が急増しています。 特に、長崎市周辺では更なる感染拡大に備え病床確保が急務であり、救急医療など通常の医療への影響が大となっています。 既に医療危機的状況です。 県民と医療関係者が今一度この状況を共有し、一層の対策を行って感染拡大を何としても食い止めなければなりません。 一緒に新型コロナを克服し、御家族や地域を守りましょう!
熊 本 福田  稠 全国的に新型コロナウィルス感染症が猛威を振るっております。本県についても、クラスター等の発生により想定を上回る数の感染者が発生しております。このままの状況が続けば地域の医療提供体制は逼迫し、いわゆる「医療崩壊」を招くことになってしまいます。現在、医療従事者が一致団結してこの難局に立ち向かっておりますので、県民の皆様におかれましても、不要不急の外出など避けていただき、更なる感染予防対策に取組んでいただきますようお願い申し上げます。
大 分 近藤  稔 大分県民の皆様、今一度、お一人お一人の意識改善をお願いします。 本県でもコロナ感染拡大が収まらず、医療従事者は日夜難局に立ち向かっています。 感染しても無症状・軽症と思っている一部のあなた、夜の飲食や会食で、知らずに友人・恋人・両親・祖父母を感染させています。夜の会食を1ヶ月我慢しましょう。 あなたが日本を救います。あなたの自覚がコロナ感染を終息させます。 我慢の1ヶ月です。我慢しましょう。
宮 崎 河野 雅行 宮崎県においても11月中旬から感染者が継続的に発生しており、地域の医療提供体制がひっ迫してきています。宮崎県はもともと医師・看護師不足等により医療が脆弱な県であるため、感染者が急増すると他県より簡単に医療崩壊が起こりやすい状況にあります。年末年始は親しい人と集うのが楽しみな時期ですが、宮崎の医療を守るため、高齢者や病気の方を守るため、会食や本県への帰省を含め慎重な行動をお願いいたします。
鹿児島 池田 琢哉 東京など都市での新型コロナ感染の拡大は、地方にも波及、深刻な局面を迎えています。鹿児島県では12月20日現在877人が感染し、クラスターも数件発生しましたが、医療チームの適確な対応で、拡大には至っていません。  クリスマス、正月にかけ、人との接触が増えます。この冬を正念場と捉え、「早くて強い」防止対策をとるべきです。今一度原点に帰り、「3密」を避けるなどの行動をとっていただくよう、強く要請します。
沖 縄 安里 哲好 沖縄県内においては、冬を迎え救急病院の病床が逼迫しています。 特に現在、コロナ感染者の発生が高止まり状態で高齢者の感染が相次ぎ重症者も増加しております。 この厳しい現状に鑑み、次の点を県民の皆様に強く呼びかけます。 ①忘年会を控える事 ②帰省を控える事 ③年末年始の挨拶回りは玄関先で短時間に済ませる事 ④初詣は混雑の時間をさけ参道での飲食を控える事 ⑤成人式は感染状況が落ち着くまで延期する事

医療緊急事態宣言

 新型コロナウイルスの感染拡大はとどまることを知らず、このままでは、新型コロナウイルス感染症のみならず、国民が通常の医療を受けられなくなり、全国で必要なすべての医療提供が立ち行かなくなります。

 医療崩壊を防ぐために最も重要なのは、新たな感染者を増やさないことです。国民ひとりひとりの粘り強い行動が感染拡大から収束へと反転する突破口になります。このクリスマスや年末年始が、今後の日本を左右するといっても過言ではありません。

 医療従事者を含めたすべての日本国民が一致団結し、新型コロナウイルス感染症を打破する意を決するときは今しかありません。

 皆様に安心して新年を迎えていただくために、以下を宣言します。


一.私たちは、国や地方自治体に国民への啓発並びに医療現場の支援のための適切な施策を要請します。

一.私たちは、国民の生命と健康を守るため、地域の医療及び介護提供体制を何としても守り抜きます。

一.私たちは、国民の皆様に対し、引き続き徹底した感染防止対策をお願いします。

2020年12月21日

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