2015年度天皇杯出場!
徳島大学医学部サッカー部を突撃取材!(前編)

男子サッカーで西医体を2連覇している徳島大のサッカー部を、今回は突撃取材しました。

徳島大学は伝統的にサッカー部が強く、医学部の中でサッカー部が強い所という理由で徳島大学に来る学生もいるとのこと。他の医学部から遠いため練習試合の相手も限られることから、県内のリーグ戦にも参加してレベルアップを図っています。昨年度は、徳島県代表として初めて天皇杯の本戦に出場しました。1回戦で広島県代表の広島経済大学と対戦し、前半は0-0で折り返したものの後半に2点を奪われて惜敗してしまいました。その悔しさをバネに、今年はまずは西医体の3連覇を目標にして頑張っています。
現在の主力メンバーには新6年生が多く、臨床実習と練習の両立は簡単ではなさそうです。実習先によってはギリギリまで実習をして、他の部員の車に拾われてなんとか練習試合の会場に駆けつける―といったこともあるようですが、19時から21時半までの夜間練習と、土日の練習で高いレベルを維持しています。監督もコーチもいないなかで、自分たちで練習メニューを組み立て、声を出して常に互いのプレイを意識しながら練習に取り組んでいます。

 

2015年度天皇杯出場!
徳島大学医学部サッカー部を突撃取材!(後編)

練習風景

アップ中の様子。走ることに時間をかけています。

30分に1度は水分補給タイム。マネージャーが水を持って駆け寄ります。

ボールを止めて、正確に蹴るのが大事。

 

キャプテンのコメント

西医体の副運営委員長も務めています。

サッカー部 キャプテン山本 雅俊(4年)

「天皇杯の予選も走り勝ってきたので、とにかくまずは走り切れる体力とコンディションを大事にしたいです。西医体は2連覇していますが、どの大学も強くて、どこが勝ってもおかしくない状況。気を抜かずにしっかり練習して3連覇を勝ち取りたいです。」

 

注目選手

ガンバ大阪ユースのサイドバックとして、日本代表の宇佐美選手らと共にプレイしていた実力者。最高学年となる今年は、自身のプレイだけでなく周囲のレベルアップにも貢献しようとする姿が印象的でした。

サッカー部 エース 臼井 健(6年)

「西医体は走れるチームが多いので、うちは走ることに加えて、ボールをしっかり止める、正確なパスを出す、といった基本をしっかり身につけて、組み立てのあるパスサッカーを展開していきたいです。」

 

No.17