多職種連携をテーマとした学生イベント
第2回 医療の担い手Project

共催:日本医学会総会医療チーム学生フォーラム
文部科学省中核的専門人材養成事業(三重大学)

2013年12月23日、クリスマスムード一色の大阪梅田で、多職種連携をテーマとする学生イベントが開催されました。医学科に加え、薬学・看護学・歯学・管理栄養・理学療法・社会福祉を学ぶ約140名の学生が集まり、主に在宅医療分野における多職種連携について学びました。

第2部では、前頁で紹介した岡山県奈義町における在宅医療の事例をビデオで紹介し、第3部はビデオを参考にしながらケース・スタディにチームで取り組むというものでした。チームは、様々な分野からランダムに選ばれた「リーダー役」の学生が、ケース・スタディに取り組むためのメンバーを集める、という形式を採用しました。チームを作るために、互いの学部や学年などを情報交換しあう光景がみられ、多様な学生から成るチームを作ろうという意識がうかがえました。

参加した学生からは「他の学部の人がどんなことを勉強しているのか全く知らなかったが、少し垣間見られた気がする」「もっと多様な職種でチームを作ってワークショップをやってみたい」「歯科と連携することがあるなんて考えたこともなかったけれど、とても意味がある気がする」といった感想が聞かれました。今後も、このような多職種連携について学ぶイベントが継続的に開催される予定ですので、ドクタラーゼでも紹介していきます。



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