第64回全国医学生ゼミナールin信州のご案内
全国医学生ゼミナール 全国実行委員会
全国医学生ゼミナール(医ゼミ)とは、全国各地にある医学部や医療系大学、専門学校を中心とした学生が毎年夏に集まって学び、交流する学術企画です。昨年の群馬医ゼミではオンラインにもかかわらず300名以上の学生が参加し、コロナ禍から他者理解について考えました。夏の医ゼミのほかにも新入生歓迎企画や各地でのプレ・ポスト企画など、年間を通して全国の仲間たちと互いに学習し、交流を深めています。
医ゼミは1955年に第1回目が行われて以来、全国の医学生の「学びたい」「交流したい」という強い思いのもと、学生の興味関心や社会情勢に寄り添ったテーマで開催され続けてきました。
そんな医ゼミは次の五つの「学び」に支えられています。そして、これらすべてを学生自らが協力して創り上げています。
①学生発表
学生の中で積み重ねられた学習や議論をメインテーマとして学生発表のレポートにまとめます。これを医ゼミ本番の場で共有し、多くの学生と学びを共有します。
②講演会
普段なかなかお話が聞けないような著名な先生方を毎年お呼びして講演していただいています。自分のロールモデルとなる先生に出会えるかもしれません。
③分科会
参加者が学んできたことを全国の仲間に向けて発表する場です。自分の関心のあることを自由に発表できます。
④SGD(Small Group Discussion)
少人数のグループに分かれ、講演会・学生発表・分科会を通して考えたことや感じたことを話し合います。タブーのない話し合いで、多様な価値観を学ぶことができます。
⑤交流会
医ゼミには毎年数百人規模の学生が全国各地から集まります。そんな仲間たちと立食形式で交流を深めます。共に学び、語り合えば、あなたにとって一生モノの仲間が見つかるかも。
「より良い医療者になりたい」「他大学の医療系学生と交流したい」「大学の講義だけでは学べないことを学びたい」…そんなあなたを医ゼミは待っています。
次の第64回医ゼミは信州大学主管で開催されます。詳しい活動の様子や申し込みのご案内につきましてはHPやTwitter、Facebookをご覧ください。
Email:info[a]izemi.com([a]をアットマークに変えてください)
米国内科学会日本支部(ACP) レジデント・フェロー委員会・学生委員会 今後の活動のお知らせ
米国内科学会日本支部レジデント・フェロー委員・学生委員
米国内科学会(ACP)は、世界162か国に16万3千人(医学生会員1万5千人を含む)の会員を有する国際的な内科学会です。ACPは日本にも支部を持ち、その中に若手医師部会(Resident Fellow Committee:RFC)と呼ばれる初期~後期研修医が所属する委員会と、医学生が所属する学生委員会(Student Committee: SC)が含まれています。
RFCでは年数回RFCセミナーを開催、内科系各分野の専門家を講師としてお招きし、講演やACPの生涯学習教材MKSAP等を用いた「弾丸診断道場」を通じて若手医師の臨床能力向上を図っています。
2020年度は、コロナ禍で各地のオンサイト勉強会が開催見合わせとなる一方で、オンラインイベントが充実する一年となりました。RFCでも毎回のセミナーで好評だった弾丸診断道場をアレンジし、“MKSAP厳選5題―training with specialist―”と題したオンライン勉強会を主催、今後も数か月ごとに開催する予定です。毎回出題分野を設定し、RFC委員が選りすぐった5問を出題・解説、日本での実情や臨床へ応用する際に注意すべき点などを講師にコメントいただく、という短時間の参加型企画です。現在は若手医師を対象として、主にACP会員に向けて開催しています。医学生にはハイレベルな設問もあるかもしれませんが、腕試しをしたい方・若手医師の勉強風景を覗いてみたい方は学生会員・準会員(臨床研修医以上)へ登録のうえ、ぜひご参加ください。次回は4月18日(日)、血液内科を予定しています。学生委員会(SC) でも現在講演会を鋭意企画しております。Facebookページにて情報発信をしておりますので併せてご確認ください。
また、2021年6月26日(土)~27日(日)には日本支部総会が完全オンラインで予定されています。こちらでもRFCは「Teaching and Learning Medicine in English」「救急外来の原則」「Clinical picture」「RaTs(Resident as Teachers)」を、SCは「英語での症例検討会」など、医学生も楽しみながら勉強できる企画を多数準備していますのでぜひご参加ください。(総会の企画内容・講師は計画段階であり、今後変更となる可能性があります。最新の情報については、QRコードからご確認ください。)
RFC・SCでは、今後も若手医師や医学生がワンランク上の診療を目指せるような、明日からの診療に役立つ知識やテクニックを学べるイベントを行っていきます。それと同時に、海外を目指す方々のプラットフォームであり続けられるよう努力してまいります。2021年度も皆様に様々な機会でお会いできることを楽しみにしております。
【今後の予定】
MKSAP厳選5題―training with specialist―
日時:2021年4月18日(日)10時~(1時間半程度)
講師:山田 悠史(The Mount Sinai Hospital)
参加費:学生無料、研修医以上500円(予定)
ACP日本支部総会2021 日時:2021年6月26日(土)~27日(日)
各プログラムの詳細は総会HPをご確認ください
ACP日本支部総会 WEB: http://www.acpjapan.org/acp2021/
RFC Facebook:https://m.facebook.com/acpjcrfc
SC Facebook:https://m.facebook.com/ACPSCJapan
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- No.1 2012.04
- 医師への軌跡:真部 淳先生
- Information:Spring, 2021
- 特集:保健所の仕事
- 特集:保健所で働く人たち
- 特集:保健所が担う様々な仕事
- 特集:医学生レポート:保健所の感染症対策について
- 特集:医学生レポート:保健所の災害時の対応について
- 特集:医学生レポート:保健所の医療機関立入検査について
- 特集:医学生レポート:旭川市保健所における「こころの健康」に関する取り組み
- 特集:保健所(行政機関)で働く医師のキャリアとやりがいInterview 藤田 利枝先生 長崎県県北保健所長・対馬保健所長
- 同世代のリアリティー:コロナ禍の先輩医学生編
- チーム医療のパートナー:特定行為に係る看護師の研修制度
- チーム医療のパートナー:特定行為研修を修了した看護師
- withコロナ時代の医学教育
- 医師の働き方を考える:好奇心を持って一日一日できることを精一杯する
- 日本医師会の取り組み:勤務医の声を届け医療政策に反映する
- 日本医師会の取り組み:「新型コロナウイルス感染症対応医療従事者支援制度」の概要
- 日本医科学生総合体育大会:東医体/西医体
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- FACE to FACE:田谷 元 × 原 明広