医師のみなさまへ

2025年2月20日

第8回 生命(いのち)を見つめるフォト&エッセー 受賞作品
小学生低学年の部(1~3年生)【優秀賞】

「だいすきおおばあちゃん」

今泉 智彩香(6歳)愛知県

はつえおおばあちゃんは、わたしのだいすきなおおばあちゃんです。99さいです。

 はつえおおばあちゃんと、うたあそびやふうせんあそび、おはなをかみかざりにしてあそんだり、よくおさんぽにでかけました。あかちゃんのときはだっこしてもらいました。

 6がつ14かに、はつえおおばあちゃんはみんなにかこまれながら、ちょっとなみだをながしててんごくにたびだちました。わたしはいっぱいいっぱいなきました。

 おつやをやっているとき、あめがザーザーふってきました。はつえおおばあちゃんのなみだだとおもいました。おつやがおわったあと、たかしおおじいちゃんがおうちにかえるとホタルがいました。おおじいちゃんがちかづくと、おおじいちゃんのかたにのったのです。きっとしんぱいしたはつえおおばあちゃんがきたんだとおもいました。

 ほうじのとき、ほねをつちのなかにうめました。つちをかけたあと、かぜがふきました。 「ちーこありがとう」 と、はつえおおばあちゃんがいっているようにかんじました。

 はつえおおばあちゃんはいま、わたしのむねのなかにいっぱいいます。ひとりぼっちのとき、よくはなしかけています。はつえおおばあちゃんは、いつもみまもってくれています。

 はつえおおばあちゃん、だいすきだよ。ずっといっしょだよ。

第8回 受賞作品

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